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vol.7 冬のタラブル感想肌
 


目次  1、乾燥肌のできる仕組み
   2、ケアの方法
   3、乾燥肌に用いられる主な医薬品
   4、おすすめOTC
   5、乾燥肌と化粧品によるケア
 
 
 

 

 

 

 

(1)

角質層の水分量減少

 

・・・角質層というのは、皮膚の表面(表皮細胞)が角化という変化をおこして死んだ細胞が15〜20層重なって出来ています。体の一番外側で殻をつくり、厚さはラップ1枚ほどです。角質層の最も重要な作用は、外的因子(細菌・ウイルス・紫外線・気候の変化など)から体を守るバリアーとしての働きです。つまり雨や風から運転者を守る車のボディーのようなものなのです。しかし、車のボディーとは異なる点がいくつかあります。1つは、角質層は体の中の水分を少しずつ放出しているということです。もちろん、ただ水分を出し続けていたら私たちは干からびてしまいます。角質層は体の中の水分を十分に保ちながら少しずつ水分を放出しているのです。角質層をとってしまうと水分の放出は約50倍も増えるといわれているほどです。もう1つの違いは、角質層は水分を含んでいるということです。そしてこの水分の量が見かけの肌のなめらかさ、しなやかさを決定しています。どんなに乾燥肌の人でも入浴後15分くらいは肌がすべすべしています。しかし水分が蒸発するのにつれて再びかさついてしまいます。すなわち角質層の生理機能を大切にし、十分な水分を保ち続ける努力をしなければ、角質層の水分量は減少し、肌はかさついてしまうのです。

(2)

セラミドの不足

 

・・・では、角質層に水分を保持する力(保湿力)を決めるのは何でしょうか?皮膚のうるおいや角質層のやわらかさに大きく影響するのは実は「あぶら」なのです。思春期の子供の肌が乾燥しやすいように、皮脂から出るあぶらも乾燥肌に関与していることは間違いないのですが、このあぶらは拭きとっても数時間で回復することから皮脂の欠乏のみでは乾燥肌は説明できません。そこで、セラミドです。セラミドは角質層の内部に存在する微量のあぶらで、車のボディーをコーティングしているワックスのようなものです。その働きは、外的因子から角質層を守るバリアーとしての機能と、角質層の水分を保持する機能です。よって、セラミドが不足すると、外的因子に犯されやすくなるとともに、角質層の水分を保持出来なくなり、乾燥肌になりやすくなるわけです。

   
 
   








乾燥肌の人が増えている理由はこれだけではありません。意外と単純な理由で乾燥肌になっているのです。家でも職場でも1日中エアコンの効いた部屋で過ごし、冬になればこたつにこもったり、電気毛布にくるまった生活を送っているわけですから角質層からは水分がどんどん蒸発しています。これでは乾燥肌になるのも無理はありません。これからの季節は外も乾燥し、ますます水分が失われていきます。寒くなりお風呂に入る時間も延び体からは、水分とともにあぶらも失われていくわけです。そこで正しいスキンケアを学び、上手に肌と付き合っていく事が必要になるわけです。

   
 
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(1)

洗顔は優しく

 

自分にあった洗顔料を使い、よく泡立ててから、泡で顔をおおうように優しく洗います。きめ細かい泡ほど肌に優しいのです。汚れを落とそうとゴシゴシ洗うのは良くありません。また、洗いすぎも良くありません。肌に必要な皮脂や水分まで奪ってしまい肌が乾燥しやすくなります。最後のすすぎも十分にしましょう。

(2)

体も顔と同じです

 

体を洗う時も同じです。ボディソープを直接肌の上で泡立てて使うのは良くありません。ソープの刺激が直接肌について、必要な保湿成分を奪い乾燥をすすめてしまいます。綿などの柔らかめのタオルでよく泡立ててから優しく洗いましょう。ボディブラシなどでゴシゴシと洗うのは、肌を刺激し、乾燥をまねいてしまいます。また、保湿を目的とした入浴剤の使用も効果的です。

(3)

補う

 
顔・・・ 化粧水をたっぷり使いコットンや手でなじませましょう。化粧水で十分に潤いを与えたら、クリームの膜できちんと保護を。顔全体につけたあと、気になる部分には重ねづけも良いでしょう。
体・・・ 体も顔と同じように失われた保湿成分は外から補う必要があります。油分を含んだ保湿剤は、肌に膜を作って水分を逃がさないので、乾燥を予防します。
(4)

気になるヒジ・ヒザ・カカト

 

これらの場所は、体の中でも皮脂の分泌がすくなく、乾燥しがちです。とくにカカトは強い圧力がかかり、皮膚が刺激に負けないように角質が厚くなります。そのようなときは、スクラブ剤で角質を取り除きクリームなどの保湿剤を塗るとよいでしょう。ヒジ・ヒザも油分の多いクリームを使いまめに保湿をしましょう。

(5)

日常生活で心がけたいこと

 

ビタミンやミネラルの多い食生活を心がけ、肌を健康に保ちましょう。肌全般のトラブルを防ぐ為アミノ酸を多く含む食材を積極的にとりましょう。部屋が乾燥するときは、加湿器を使うことをオススメします。

ひどい乾燥に悩む方へ

 

やはり、病院で受診することを勧めます。医師による診察のもと、自分にあった薬を処方してもらい、早めに治療しましょう。

   
 
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ヒルドイド (ソフト)(ローション)
成分:ヘパリン類似物質

血行を促進し、外傷や血行障害に基づく痛みや炎症性疾患に対し、抗炎症・鎮痛効果を発揮します。保湿作用があり皮膚の乾燥症状を軽くします。

ユベラ軟膏
成分:1g中 トコフェール 20mg
        ビタミンA 5mg

ビタミンAによる皮膚の保護作用があります。微小循環系を活発にし、角質を柔らかくするので、しもやけ等に用いられます。

ザーネ軟膏
成分:1g中  ビタミンA 5mg

皮膚の新陳代謝を高めます。
ケラチン形成を抑えて皮膚や粘膜の異常乾燥と角化を改善します。

ケラチナミン軟膏 パスタロンソフトクリーム
成分: 尿素 10% 20%

尿素により皮膚の角質へ水分を集めて逃さないため、高い保湿効果があります。肘やくるぶしの厚くなった角質を柔らかくし、肌をツルツルにする効果があります。商品により尿素の含有量が異なります。

白色ワセリン プロペト
成分: 白色ワセリン

一般軟膏用の基剤として調剤に用いられます。また顔や体のかさかさした部分の保湿や唇乾燥やあれ等に用いられます。プロペトは眼科用軟膏基剤としても用いられる上質の白色ワセリンです。

 

※ 塗布した後にかゆみ、ぴりぴり感、赤み等の症状が現れた場合は使用を中止して、医師や薬剤師に相談しましょう。使い方は医師の指示に従って使用してください。

 
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パスタロンM 20%
<販売元:佐藤製薬(株)>
主な成分:尿素
      酢酸トコフェロール(ビタミンE)
      グリチルリチン酸二カリウム

効能・効果:
持続的な高い水分保持能により乾燥肌に用います。皮膚刺激の弱い敏感肌の人にも安心かつ無香料、無臭性です。硬くなった皮膚を柔らかくする効果もあります。

アクアミールローション
<販売元:佐藤製薬(株)>
主な成分:尿素

効能・効果:
皮膚角質層の水分含有量を相乗的に増やし角化症、乾皮症に優れた効果を示します。油分6%なので、さっぱりした使用感でのびの良いローションです。尿素により踵やくるぶしの黒ずみを薄くする効果があります。

フタアミンhiクリーム
<販売元:ムサシノ製薬(株)、大和製薬>
主な成分:ホホバ油、卵黄油、ビタミンE
      グリチルリチン酸(甘草成分)配合

効能・効果:
肌あれ、あせも、しもやけ、ひびに用いられます。皮膚にうるおいを与え肌を整えます。水仕事や手仕事のあと、入浴後や就寝前に使用する事をおすすめ致します。

メデッサスキンプロテクトクリーム
(スキンプロテクトクリーム)
<販売元:メデッサ株式会社>
主な成分:尿素
      セタノール

効能・効果:
皮膚を保護し乾燥を防ぎます。手あれをしやすい主婦の方や美容師さん、看護師さんにおすすめです。
必ず仕事をする前に塗ってください。

2e「ドゥーエ」 (入浴料)
<販売元:マルホ株式会社>
主な成分:グリセリン、キシリトール
      スクワラン、ホホバ油

効能・効果:
敏感肌はもとより、疾患肌にもご使用いただけます。低刺激、低アレルギー性で乾燥した肌を十分に保湿し肌のうるおいを保ちます。

バスキーナ
<販売元:持田製薬(株)>
主な成分:グリチルリチン酸ジカリウム
       コメ胚芽油、トコフェロール

効能・効果:
肌がかさつきやすい方のための薬用入浴剤です。皮脂に近い油性成分が肌の表面をやさしくコートしうるおいを保ちます。入浴後、シャワーや上がり湯で洗い流さない方がより効果的です。

   
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オフィスのエアコンによる室内の乾燥、気温変化や紫外線量変化が著しい季節の変わり目は、肌がそれらの環境に対応しきれずに敏感になり乾燥が気になります。このような時、はじめに手に取るものは毎日使っている化粧品ではありませんか?ちょっとした乾燥であれば、毎日のケアで予防ができます。クレンジングや洗顔から見直してみなしょう。

(1)

クレンジング

 

乾燥が気になる時はミルクタイプのふき取るクレンジングがおすすめです。オイルクレンジングは脱脂力が強いので、肌の潤いを取り過ぎてしまいます。

(2)

洗顔

 

(あまりにも乾燥がひどいときは洗わないで、拭き取りクレンジングだけという方法もありますが・・・)限りなく水に近いぬるま湯で優しく洗顔してください。人肌くらいがよいでしょう。人肌とは、肌表面の温度のこと。32℃くらいですよ。

(3)

化粧水

 

化粧水は洗顔で失われた水分の補給をします。洗顔後、すぐにできると理想的です。乾燥するのに、ベタつく肌のかたは、化粧水でしっかり水分を補いましょう。ベタつきは水分不足のため、皮脂がそれを補おうとして起きるのです。

(4)

乳液・クリーム

 

洗顔で失われた保湿成分(油分)を補います。化粧水で水分を補い、乳液で油分を補い、クリームでさらにヴェールをかけ保湿します。乳液は水分と油分のバランスを調える作用もあります。保湿の効果が高いのはやはりクリームです。乾燥を感じるときは使ったほうがよいでしょう。クリームは浸透性が高く、保湿には最適アイテムです。ケアの最後に使います。ポイントとして、前のものが浸透してから次のアイテムを重ねましょう。



化粧水がひどくしみたり、赤みがともなうような乾燥は、肌が炎症を起こしている可能性もあるので、化粧品の使用を止め皮膚科を受診しましょう。

 

 

 ☆☆☆おすすめアイテム☆☆☆

   
 

コラージュ基礎化粧品 (持田製薬)

コラージュは乾燥しやすく、デリケートな方の肌のために開発された化粧品です。低刺激、無香料、無着色のコンセプトのもと皮膚科学に基づいて開発されました。植物性の保湿効果の高い成分を配合しています。化粧水・乳液・エッセンス・クリームとフルラインで充実しています。
特にエッセンスは肌への馴染みが非常によく、ベタつきもなく、とても使いやすいです。

コラージュゴールド (持田製薬)

基礎シリーズより、よりリッチな潤いのゴールドシリーズ。よりしっとり潤いを求める大人の肌の方にオススメです。

ドゥーエクリーム・乳液 (マルホ株式会社)

弱酸性の化粧品です。皮膚へのなじみがよく、乾燥から皮膚を保湿し、保護します。顔だけでなく体にも使用できます。

ドゥーエ・フェイス&ボディソープ (マルホ株式会社)

汚れや皮膚の皮脂を落とします。角質層の皮脂成分(細胞間脂質)を保持するため、肌のうるおいを保ちます。ドゥーエ入浴料と合わせてお使いいただくと、一層効果的です。

 
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