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vol.10 熱中症
 


目次  1、熱中症の種類
   2、予防するには
   3、応急処置
 
 
 

 

 

 

 

(1)

熱湿疹

 

皮膚血管の拡張によって血圧低下、脳血流が減少しておこります。めまい、失神、顔面そう白、脈は速くて弱くなります。

(2)

熱疲労

 

脱水により、脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気がみられます。

(3)

熱けいれん

 

大量に汗をかき水分だけを補給した時に、血液の塩分濃度が低下し、足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴うけいれんがおこります。

(4)

熱射病

 

体温上昇による、意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない)。死亡率が高いです。

   
 
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(1)

暑い時、無理な運動はしない

 

熱中症の発生には、気温、湿度、風速、直射日光などが関係します。これらを評価する指標がWBGT(湿球黒球温度)。同じ気温でも湿度が高いと危険性が高くなります。暑いところでの無理な運動は要注意。環境条件に応じた運動、休息、水分補給の計画が必要です。

(2)

気温が急に暑くなった時は、事故が多い

 

熱中症の事故は、急に暑くなった時に多く発生します。夏の始めや合宿の第1日目には事故が起こりやすくなります。急に暑くなった時には、運動を軽減して暑さに馴れるまで数日間は軽い短時間の運動から徐々に増やすようにしましょう。

(3)

汗をかいたら水分補給

 

汗は体から熱を奪い、体温上昇を防ぎます。汗をかいたら水分を補わないと脱水になり、体温調節能力や運動能力が低下します。暑い時はこまめに水分を補給しましょう。汗をかくと水と塩分が失われるので水分補給には0.2%程度の食塩水が適当です。

(4)

体重を計り健康チェック

 

毎朝、起きてすぐ体重を計り体調チェックしましょう。また、運動前後に体重を計ると運動中に汗などで失われた水分量が求められます。体重の3%の水分が失われると運動能力や体温調節能力が低下するので、こまめに水分を補給しましょう。

(5)

暑いときは薄着で体温調節

 

暑い時は軽装にして吸湿、通気性の良いものにしたり、屋外では帽子をかぶりましょう。

(6)

体調が悪い時は運動しない

 

体調が悪い時は体温調節能力も悪く、熱中症につながります。疲労、発熱、風邪、下痢などしてる時は無理な運動はしないようにしましょう。

   
 
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(1)

熱失神・熱疲労の処置

 

涼しい場所に運んで寝かせる

水分と塩分を補給する

衣服をゆるめる

足を高くする

頭を低くする

手足の先から心臓の方向にマッサージするのも効果的

吐き気や嘔吐などがあって水分補給ができない時には、病院で点滴を受ける必要があります。

(2)

熱けいれんの処置

 

熱けいれんの場合は意識に問題はないので、“生理食塩水0.9%を補給“すれ ば通常は回復します。

熱射病は死亡の危険がある緊急事態!
いかに早く体温を下げて意識を回復させるのが重要です。
現場での処置を素早くおこなって、一刻も早く病院に運び
ましょう。

(3)

熱射病の処置

 

濡れタオルや水をかけてあおぐ

足を高くして心臓に血液を送る

首、わきの下、足のつけねなど太い血管を氷などで冷やす

うわごとを言ったり、返事をしないなどの意識の状態と体温に注意しましょう。少しでも意識がおかしい時は重症と考えて素早い処置をしましょう。

   
 
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