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今年は春先から麻疹が流行しておりますが今回の
テーマは『予防接種』を取り上げて見ました。
「ポリオ」「BCG」「水疱瘡」「麻疹」の4種類をピックアップ
してみましたので皆様の参考にぜひご覧下さい。 |
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ポリオ(急性灰白髄炎)とは?
ポリオウイルスが口から体内に侵入し、発熱や頭痛、ときに急性麻痺症状を起こす感染症です。『小児麻痺』とも呼ばれます。
| (1) |
感染経路 |
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ポリオウイルスが感染者の糞便や唾液などに排泄され、汚れた手指や飲食物・玩具などを介して経口的に感染します。 |
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| (2) |
症状 |
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潜伏期は通常7〜12日です。
発熱、倦怠感、頭痛、嘔吐、筋痛、頚部硬直などが見られます。 |
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| 軽症の場合 |
… |
軽いかぜ症状や胃腸症状 |
| 重症の場合 |
… |
筋肉、特に下肢の麻痺が起きます。
麻痺が現れる時期は様々で発熱もなく突然麻痺が起こる事もあります。 |
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予防接種の方法は?
| (1) |
対象年齢 |
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生後3ヶ月〜18ヵ月の間 |
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回数 |
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2回飲みます。 |
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| (3) |
接種方法 |
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ワクチン液は1回につき0.05mL飲みます。 |
ワクチンの副反応は?
一般的に副反応は発熱・嘔吐・下痢などですが実際にはほとんどありません。ごくまれに4〜30日の間に麻痺を出現する事がありますが心配する程ではありません。副反応は生ワクチンによって免疫をつけるしくみを考えると避けるのは難しいとも言えます。 |
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結核とは?
結核は結核菌によって起こる慢性伝染病です。一般には肺に起こる肺結核が知られています。日本では現在でも毎年約4万人の結核患者が発生しています。発病者の約半数は60歳以上の高齢者ですが、小児、若年者の結核もあとをたたず乳幼児が感染すると重い後遺症を残すことがあります。乳幼児期早期に結核菌を弱めたワクチン(BCG)を接種します。これにより肺結核は50%、結核性髄膜炎は80%が予防出来るというデータが出ています。乳幼児期の可能な限り早い時期での接種が重要です。
| (1) |
感染経路 |
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菌陽性肺結核患者が咳をした時などに飛散する菌で飛沫感染します。 |
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| (2) |
症状 |
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咳、痰、血痰、全身倦怠感などが起こりこれらの症状のある患者には胸部X線検査と菌検査を行います。 |
予防接種の方法は?
| (1) |
対象年齢 |
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生後6ヶ月未満 |
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4歳未満のツベルクリン反応検査で陰性の者(発赤長径9mm以下) |
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小学校1年未満のツベルクリン反応検査で陰性の者 |
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小学校2年未満のツベルクリン反応検査で陰性の者 |
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中学校1年未満のツベルクリン反応検査で陰性の者 |
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中学校2年未満のツベルクリン反応検査で陰性の者 |
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※ |
小学校2年、中学校2年はそれぞれ小学校1年、中学校1年で
ツベルクリン反応陰性の者のみ対象 |
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| (2) |
回数 |
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ツベルクリン反応判定後2週間以内に1回行う |
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| (3) |
接種方法 |
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管針法といい、管に細い針が入ったものを上腕の2箇所に強く押し付けて接種します。接種したところは日陰で自然乾燥させます。10分程度で乾きます。 |
ワクチンの副反応は?
接種後2〜3週間くらいで接種した18本の針の後が赤い発疹になりやがて膿をもちかさぶたが出来て治ります。接種をした側の腋の下のリンパ節がまれに腫れる事があります。通常様子をみて構いませんが赤くなったり、痛みがある時は医師に相談しましょう。まれに化膿して自然に破れてうみが出ることもありますがその場合も医師の診察を受けましょう。 |
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水痘(水ぼうそう)とは?
2〜8歳のお子様がかかりやすい病気です。水痘ウイルスによる感染症で感染力が強いです。白血病や悪性腫瘍などのお子様は免疫機能が低下している為重症化しやすく、成人の方は小児に比べて重く合併症も起こりやすいです。また妊婦の方は先天性水痘になる危険性がありますので気を付けて下さい。
| (1) |
感染経路 |
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咳やくしゃみによる飛沫感染や水疱から直接うつる接触感染などがあります。 |
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| (2) |
症状 |
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潜伏期は10〜20日ほどです。
発熱(37℃〜39℃ぐらいの熱で約2〜3日で治ります)や発疹(口の中や頭、全身にでます。1〜2日でかさぶたになり1〜3週間ぐらいで消えます)がでます。 |
予防接種の方法は?
| (1) |
対象年齢 |
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1歳を過ぎたら年齢に関係なく受けられます。病気にかかりやすい年齢、及び流行期間がありますのでそれまでに接種するのがよいでしょう。 |
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| (2) |
回数 |
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1回の皮下注射になります。 |
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| (3) |
接種方法 |
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任意の予防接種(有料)になります。種類は生ワクチンでウイルス干渉防止する為、次の接種には4週間以上間隔をあけるようにしましょう。また水痘の免疫が無くうつされた可能性のある方は、72時間以内に予防接種をすると8割は予防できると言われています。 |
ワクチンの副反応は?
健康なお子様の場合、軽い副反応で発熱や発疹が接種後1〜3週間頃現れますが、数日中には症状が消えます。白血病や悪性腫瘍のお子様では、発熱や発疹が接種後2〜4週間頃みられることがあります。また、接種をうけても2割ほど水痘にかかる場合がありますが、症状は軽くすみます。
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麻疹とは?
麻疹は感染力が非常に強く、重症な場合には肺炎や脳炎を合併することもある病気です。 また、特に乳児や成人では重篤になりやすいので注意が必要です。
| (1) |
感染経路 |
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飛沫・空気感染 |
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| (2) |
症状 |
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潜伏期は10日〜12日です。 |
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【前駆期】 |
3〜5日間、発熱、せき、鼻水など「かぜ」に似た症状が続きます。 |
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【発疹期】 |
前駆期の後にいったん解熱しますが、半日ほどで再び39〜40℃の高熱が出現し(二峰性発熱)、発疹が出現します。発疹は体幹や顔面から目立ち始め、後に四肢の末梢にまで及びます。
発疹は鮮紅色で、やや隆起しています。体では発疹が全体を覆うようになりますが、一部には健常皮膚を残します。
発熱・発疹のほか、咳・鼻汁もいっそう強くなり、下痢を伴うことも多いです。口腔粘膜が荒れて痛みを伴います。これらの症状と高熱に伴う全身倦怠感のため、経口摂取は不良となり、特に乳幼児では脱水になりやすいです。
発疹期は発疹出現後72時間程度持続します。これ以上長い発熱が続く場合には、細菌による二次感染の疑いがあります。 |
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【回復期】 |
解熱後も咳は強く残りますが徐々に改善してきます。発疹は退色後、色素沈着を残すものの、5〜6日程で皮がむけるように取れるとも報告されています。回復期2日目ごろまでは感染力が残っているため、学校保健法により解熱後3日を経過するまでは出席停止の措置がとられます。 |
予防接種の方法は?
予防接種法施行令の改正により、平成18年6月2日から麻疹・風疹の接種方法が
麻疹風疹(MR)混合ワクチンでの第1期、第2期の2回接種となりました。
| (1) |
対象年齢 |
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第1期 |
1歳〜2歳未満の方 |
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第2期 |
5歳以上7歳未満で小学校就学前の1年間(いわゆる年長児) |
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・麻疹にかかった方は、風疹ワクチンのみの接種となります。 |
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・風疹にかかった方は、麻疹ワクチンのみの接種となります。 |
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・接種対象年齢外の方については、自己負担で接種することができます。 |
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1歳時と小学校就学前1年間は予防接種法による定期接種、それ以外は任意接種となります。 |
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| (2) |
回数 |
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麻疹風疹(MR)混合ワクチンを1回ずつ、もしくは麻疹ワクチン、風疹ワクチンをそれぞれ1回ずつ接種します。 |
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・従来の麻疹、風疹の両方またはいずれか一方のワクチンを接種した人も第2期の予防接種を受けることになります。2回接種することで病気に対する免疫を強化することができるといわれています。 |
ワクチンの副反応は?
接種当日から2〜5%の人に発熱や発疹がみられることがあります。また、7日目くらいから、約20%の人に発熱、発疹といった軽い麻疹に似た症状がでますが、これは麻疹ウイルスの性質のためで、通常1〜2日で治ります。
まれに熱を伴ったけいれんが起きます。
100万人に1人程度の確率で脳炎が発生することがあります。 |
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